お金の基礎知識

【書評】「株は夢をかなえる道具」(杉原杏璃著)

 

株ドルとして活躍する杉原杏璃さんの株は夢をかなえる道具/女子のための株式投資入門読みました。

 

 

ナミ
ナミ
今年から資産運用に興味をもち株式投資に関する本を何十冊も読んだけど、本書が一番私の目線にあっていて親近感があったし、具体的な数字やエピソードが添えられているから参考になったよ!

 

夫
僕も株式投資の勉強中なんだけど、チャートの読み方やアルファベットだけのたくさんの指標が難しすぎて、何が大事でどんなことに気をつけたらいいのか、チンプンカンプン・・・

 

株式投資と聞くと「難しそう」「失敗したくない」「怖い」という気持ちが邪魔して、私自身もなかなか最初の一歩を踏み出せませんでした。

当たりもしない宝くじは躊躇なく買うのに、株式投資は慎重になってしまうんですよね。汗





著者は本書の前半で、このように背中を押してくれます。

 

私は、これから株を始める人に、株は面倒くさいものだと思ってほしくないので、知識がなくても始められるということを言いたいです。(略)

とりあえず始めて、もしもっとくわしく知りたくなったら、あとで調べればいいのです。(略)

始めるときはゆるく、ノウハウが分かったら本格的に取り組んでいけばいいと思います。(本書P42)

 

今は数万円程度で買える東証一部の株式も多くありますし、銀行口座に眠らせている余剰金からまずは手頃な金額の株式に投資してみる、というのも良いのではないでしょうか。

 

私が株を始めたのは23歳のときでしたが、もっと早く始めておけばよかったな、と思います。

そして、実際に株をやってみた人は、みんな口をそろえて「もっと早くに始めておけばよかった!」と言います。やってみたら、それほど難しくないし、若ければ若ほど頭がやわらかいので、先入観なくできると思うんですね。(略)

今はお金に困ってなくても、将来何が起きるのかは分かりません。リスクを分散させるために、もう一つ収入源をつくっておくと安心です。お金は人生のパートナーになってくれるでしょう。

それに、株で手に入れられるのはお金だけではありません

知識とか、先を読む力とか、人脈とか、行動力とか・・・そんな形のない財産を手に入れられるのです。(本書P45 – 46)

 

夫
よし、僕も株式投資を始める決意ができたよ!・・・で、どうやって投資先を探そう・・・

 

株価は千差万別。例えば、ユニクロを運営するファーストリテイリングは、本日時点(※2019/7/14)で約70,000円近い株価をつけています。

つまり、投資するには最低でも100株分=700万円近い金額が必要です。

 

夫
ひええええ〜!

 

ナミ
ナミ
・・・汗

 

一つ言えるのは、「株はお金がないとできない」と考えている人もいますが、数百万円も必要なわけではありません。反対に、最初から大金を注ぎ込むのはオススメしません。株にはそれなりにリスクがありますから、慣れてから徐々に金額を増やしていった方がいいでしょう。

最初は小さく始めるのがコツです。(略)

金額の多い、少ないの感覚は人によって違います。それでも私は、最低でも10万円からスタートしてもらいたいな、と思います。

本当は、もっと少ない額でもスタートできます。2、3万円からでもできるでしょう。

ただ、2、3万円で買える銘柄はリスクが高いのです。(本書P56 – 57)




本書は、実際に株式投資を始める後押しをしてくれるだけでなく、株式投資で参考にできる著者の経験やセオリーが満載。

その中でも、私が特に印象に残ったポイントを2つ挙げたいと思います。

信用取引はしない

 

本書でも「信用取引はしない、自己資金以上の取引をしない」と強くすすめられていて、私もこの点はずっと守っていきたいと思います。

信用取引それ自体はもちろん悪いことではないですし、テクニック次第で儲けをかなり増やすことができる手法ですが、リスクが大きすぎますし、現物取引のみで成功している個人投資家の方もたくさんいますので、私は絶対に信用取引はしません!!

 

「大きく儲ける」のではなく「大きく損しない」

 

著者は、3〜10%の利益が出たらさっさと売って利益を確定する手法だそうです。

株価が上がっていると「もっと上がるかも・・・」とよこしまな気持ちが生まれてなかなか売りにくいものだと思うので、どんなに調子が良くても10%上がったら潔く売りぬけるという著者の手法は、少し意外でした。

株式投資は、どうしても「儲けるもの」というイメージがありますが、値上がりする可能性があるということはその分下がる可能性もあるということでもありますし、著者のように、こまめに利益を確定していくというのも有効な手段だと思います。

ただ、株の売買には手数料がかかるので、それを加味してもある程度プラスになることを確認してから売るようにしたいですね。

 

著者の紹介

グラビアタレントとして雑誌やバラエティ番組に多く出演。投資家の顔をもち。「株タレント」としても活躍中。(本書の著者紹介文より抜粋)

私も著者と近い年代で、かつ同じ女性なので、余計親近感を持って本書を読み進めることができたのだと思います。

 

今もまだまだ株式投資をポジティブに考える人の割合の方が少ないそうですし、MUFG資産形成研究所という期間が公表した調査結果をみると、女性は男性と比較すると消極的な意見が多いそうです。

もちろん株式投資には一定のリスクはありますが、宝くじはなんの迷いもなく買うのに、株式投資になると必要以上に消極的になるのも不思議だなぁ、と思います。

 

日本人はマネーリテラシーが低い、と良く言われますが、みんながお金について正しい知識を身につけて、それぞれに合った資産形成を積極的に行えるような社会になるといいな、と思います♪




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。